黒留袖とは?~第一礼装の着物~【着物の種類①】

黒留袖とは、既婚女性の第一礼装で黒無地に裾周りに絵羽模様があり、染め抜き日向五つ紋が入っている着物です。

結婚式で母親がよく着ているタイプの着物があるかと思いますが、あれをイメージしていただければと思います。

第一礼装ということで、式服として現代では用いられ、帯は金・銀糸を使用した袋帯を使います。

小物も当然金・銀・白で統一し、一般的には扇子を持つことが定められています。

黒留袖の帯

第一礼装である黒留袖に合わせる帯は、上記で記載した通り、金・銀糸を使った錦織のものや金箔を使用した刺繍の唐織の格の高い袋帯を合わせるのが通常です。

見た目もしっかりしており、黒留袖をより華やかに引き立てます。

帯揚げ・帯締めにもルールがあります。

帯揚げは綸子や縮緬、帯締めは平組かゆるぎ組が多く使われ、白地に金や銀が入ったタイプを選んで華やかに演出します。

長襦袢・半えり・比翼

長襦袢は白無地に地紋の入ったものを選ぶようにしてください。
慶弔双方に使えるものとしては、菊の地紋の長襦袢がいいでしょう。

半襟・比翼については、白半襟で着物が2枚重なっているように見える比翼と呼ばれる白布が縫い付けてあるものを使います。

冒頭で記載したとおり、格の高い染め抜き日向五つ紋を入れます。
両腕、両袖、背中に入ります。

小物(バッグ、扇子、足袋・草履)

扇子は黒骨・蒔絵入りに金銀のものを使用します。

バッグは金銀をあしらった小ぶりのものを使うのが一般的です。

足袋は白足袋で、
草履はぞうり台と鼻緒を同素材で同じ布製のものを。
かかとが高いものが礼装向きです。

黒留袖のコーディネートまとめ

着物自体そもそも着る機会が減っていますが、黒留袖を着る機会というのはそうそうあるものではありません。
コーディネートに悩みますし、ルールがたくさんあってちょっと大変だと思う方もいるでしょう。

ただ、近年は最低限のルールをおさえていれば問題ありません。

また、基本的に着付けやレンタル会社にお願いするかと思いますので、こうした礼装を着る際はプロの方の指示に従ってコーディネートするのが良いでしょう。

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